【Trip】オーストラリア三男とふたりっぷ
旅記①「乗馬と次のインスピレーション」
※この旅は2018年9月20日のものです。
旅記事は旅行の思い出記事じゃなくて、
基本的にその旅に行って
私が感じた何かや
受けたインスピレーションや
自分の中でうまれた新しい価値観などを
書いていきたいと思っています。
今回はトラブルに見舞われた旅となり
予定は大幅に狂いまくり、
心配してくれてメッセージをくださった方もいらして、
本当にありがとうございました。
予定変更の理由をSNS上に
書けないでいたんだけれど、
もう帰国しちゃったから問題ナッシングなので
書きます。笑
(と言っても今となっては
そんなに大きな問題ではないけれど。笑)
もしよかったら読んでみてね!
というわけで、
旅記スタートしよう。
1旅1息子を連れていく企画の
ふたりっぷ、
ようやっと三男の番が来た。

夜の便で成田を発って、
早朝4:30にケアンズ空港に着く。


この夜明け感残る南国のシルエットが
良いよね^^
三男はまだ7歳なので
夜中の7時間の飛行時間だけじゃ
おねむ~~な感じにどうしてもなっています。。
この時点でもはや一人旅
(に息子を連れていくふたりっぷ)
の概念は崩壊し
気ままなひとりっぷ(ふたりっぷだけど)は
あきらめ
自分は添乗員としてこの旅を
切り盛りしなければならない運命に
若干置かれていることを自覚する。。
そう、ふたりっぷは
ひとりっぷの延長と考えていた私ですが、
行く相手によっては
全く気ままではない。笑
それは主に相手の年齢と遊離性
(自分の中の内観欲求が強いかどうか)
に比例する。。
相手が長男(15歳)とかだと
だいぶ個人と個人の感じで行けまする。
今回の相手は7歳の息子なうえに
遊離性ゼロの意識の相手なので
自分自身の中に入り込めるという
一人旅の醍醐味はあきらめて、
現実を楽しむことに集中。w
早朝もちろんホテルのフロントは空いていないので
近くの海辺のボードウォークを散策しながら
朝ごはんを食べる。
海外ではこういうボードウォークが
海辺にはよくあるけれど、
私はこのボードウォーク
(海岸にそって作られた小道のようなもの。
広場や公園やカフェなどが併設していたりして
たのしい。)
でのんびりした時間を過ごすのが
とっても好き。



どこか観光へ出向かなくても、
海辺の景色を見ながら
鳥の声を聞いたり
吹いてる風をゆっくり感じたり
通りすがる人々の楽しそうな顔を見ながらいると
それだけで幸せな気持ちが
満ち溢れてくるからです。
そんでお昼寝とかできたら最高です。
(前にハワイのボードウォークの木陰で
お昼寝をしてたら
1時間くらい寝ちゃってたみたいで
ざざーーんという音で目が覚めて、
足元を見ると潮が満ちてきていてびっくりした思い出があります。。
おおっ、波が足元まで来てた!みたいなw
それでもハワイの人たち
構わず寝てたり海の中で遊んでて
それにも驚きましたが)
オーストラリアにはビーチがないため
砂浜で遊ぶってことができません。。
埋め立てられたところか、
沼地みたいな色した海です。
透明の美しいサンゴの海を創造していると
ぽかーーんとなりますが、
沖合に出ていかないと美しくないのですね^^
なので今回の旅の一番の目的は
グレートバリアリーフで潜ること!!
そしてケアンズの街並みの雰囲気を
味わってくることだったんです。
(結局訳あってグレートバリアリーフは
キャンセルすることになるのですが・・)
2日目以降
離島三昧の予定だけど
到着日の今日は乗馬とプールを楽しむ予定。
子供が喜ぶかなと
軽い気持ちで申し込んだのですけど
これがすごく良かった、
あとあといろんなことを想うきっかけになりました。
乗馬は初めてしました。

私の相棒となってくれるのはアミーゴ君。
息子はアイボリーちゃん。

馬って、普段近くで見ることないけど、
すごく可愛くて賢くて
慈悲深い目をしてるんです。
しかもすごくいろんなことが
わかっちゃう動物なんですよ^^
背中に乗せた人の感じや
弾く手綱の感じから
人間がどんな人で
何を感じているのかも敏感にわかってしまう。
アミーゴ君も、見事に私の性格を
見抜いてきましたよ。笑
ケアンズの熱帯雨林を散歩に出かけたんだけれど、
アミーゴくん、そこらの草を食べたがる。
ちゃんと整列してないといけないのに
おいしそうな草があるとそっちに行こうとする。
そして、めんどくさがってか
コースをショートカット。笑
手綱を教えられたとおりにひいても、
引き返してくるのです。笑
そう、私をからかってるのかなめてるのか、
そんな態度してくるの。笑

「幸子さん、アミーゴ君が
幸子さんは自由で優しい人だって言ってますよ。
でも彼幸子さんが甘えさせてくれる相手かどうか
分析してます。。
ダメなことはダメって言ってくださいね!
仕事ですから!^^」
とインストラクターさん。
Oh・・
そうかそうか、
私という人間を見抜いたのだねアミーゴ君。
すごいね。
そうさー、
私はインストラクターさんにそういわれても、
「駄目なことっていう概念が自分の中に
ほとんど存在してないから
道草食ったっていいと思っちゃってるんだよなあ~
少しくらいコース外れたっていいし
おいしい草が生えてるところによらせてあげたいと
おもっちゃうんだよなあ~
たぶんそれアミーゴ君わかっちゃってるんだなあー」
と。
なんていうかね、
反感買うかもしれないけれど、
私の中で
「道草くった?それがどうしたの?」
ってなもんで、
はっきり言って何とも思ってないんよなあ、
もちろん仕事として乗馬を提供している側からして見れば
コースなんか外れちゃあかん!
お客様、
ちゃんとうちの子たちを叱ってやってください
甘えさせないでください、
後が大変なんです
って思うんだろうけど、
なんかなあ~
よくも悪くも怒りの沸点が低くて。
叱るという意識もあまりないから
傍観。。といえばよいのかしら、笑
特に生き物や人間相手にだと
なおさらそうなっちゃう、
(もちろん生徒さん達には
ちゃんと教えてますよ!)
怒れって言われても
怒りの意識が湧いてこないんだから
怒れないしあまり強く叱れない。
叱るレベルの範囲がすごく低いというか
とにかく「駄目なこと」
という概念が何事に対しても
薄いのです。。
だって「ダメなこと」って大半のことが
「人間はこうあるべき」
って勝手に思って義務付けしていることばかりなんだもの、
それを一概にダメと決めつけて言えないでしょうという
意識が強く。
そんなこと言ったら
無法地帯になってしまうじゃないかって
いう人がいそうだけど、
人間が本来の人間としての尊厳を
大切にしていれば
無法地帯にはならないんだよ、
無法地帯になるじゃんていうのだって
何かの洗脳や勝手な憶測なんだよね。。
なんだか屁理屈めいてきたので
この辺で切ろう。笑
ま。とにかくね、
もののけ姫のサンがヤックルに言う
セリフを思い出しましたよ。
「どこへでも好きなところへ行って、
好きに生きな。」
ほんとはそうやって草を食べてることが
アミーゴにとっては自然なんだもんね、
おいしそうな草見つけたら
そっち行きたくなるよねえ。。
私だって馬ならそっち行きたいよ。笑
人間のために
まいにちこうして働いてくれてるお馬さん、
ちょっとくらい草食べたって
道違えたってえーんやない?
別にそんなことで怒らないし
お互いリラックスして楽しんでいこうよ
って思ってまう。
なんかね、今回の乗馬は
とても楽しくさせてもらったけど、
どうしてもアクティビティとしての乗馬だったから
馬自身からの本来のエネルギーとか
自由さみたいなものが感じられなくて、
(そりゃ自由な馬になってしまったら
無理だけどもさ。。)
それがちょっとだけ心残りだったかな。。
人間関係でも動物同士でも、
なるべくありのままの形っていうか、
リラックスした状態で接したりできたら
最高だなあと、
思ったのでした。
ハワイに行ったときに
野生のイルカと泳いで
とても気持ちがよかったのは
相手がそのままの状態だったからだきっと。
調教された芸や
飼いならされた人間の知恵に
洗脳された(言い方が悪くてごめんなさい。。)
状態じゃなくて、
イルカがちゃんと意思をもって
私に興味を持ってくれたから
そのイルカのエネルギーがちゃんと私に
伝わったんだ。
アミーゴ君にきつく言うのは
簡単かもしれないけど、
私は彼の鬣をなでて
誠意をもって話してみたんよ、
「ご飯を今食べないで、
まっすぐ歩いてくれたらうれしいな」
って、心の奥底から意思を伝えるつもりで
何度か話してみたんよ。
そしたらね、伝わるんですよ、
もう帰り道は草を食べることも
ショートカットすることも
手綱を引っぱり返してくることもなくなったの。
足場の悪い中を一生懸命慎重に
歩いてくれた。
優しいんですよ、
川の中は流れもあるし
岩もころがってるから
歩きにくかったっと思うけど、
彼のやさしさが伝わってくるようになって、
乗馬が終わるころには心が通じた気がした^^
そんなこと考えて乗ってた人
いないと思うんだけど、w
意識は皆動物も人間も虫もなんでも、
一個の大きな集合体で繋がってるんだって、
改めて感じた時間でした^^
第七感がひらいてくると
動物とかと心が通じる感覚になるっていうか、
感性の中で繋がれるようになるんだよ。
アミーゴ君、ほんとにありがとう!!


そんなこんなで
初の乗馬体験でいろいろなことを思った私は、
この度の最中、
次の旅先のインスピレーションが
降ってきたのでした。。
次回の一人旅は・・
ずーーーーっと憧れと尊敬の念を持っていた
遊牧民のもとへ行こう!
と決めました。
たぶんモンゴルに行くことになると思う。。
次の旅と言ってもモンゴルへは
ぜったに一人で行きたいので
行けるのは少し先になるかもしれないから
その前に何らかの旅の予定は
入れてしまうかもしれないけど。
遊牧民に会って、
ゲルでの生活を共にさせてもらって、
乗馬を教えてもらおう。
飼いならされたアクティビティの乗馬じゃなくて、
相手とそのままで向き合えるような
環境に身を置いてみたいのです。
もちろんすごく上手に乗れないかもしれないけど、
何日かいれば少しは上達するだろう。
モンゴルの草原で
リラックスして生活している馬さんに、
お互い素のままに近い状態で対等に話してみたいな。
そんな思いが湧き上がりました。
地球と調和して生きている遊牧民の生活は
前々からとても尊敬していたものであり、
いつか行ってみたいと思っていたのです。
すでにモンゴル行きの旅程を調べ
計画を組みだしているわたくし。。
主人も何のお咎めもなく
行っていいよとのことなので
本気で計画したいと思います。
(また何を目指してるんだって
皆に言われそうですけど
何も目指してないよべつに?笑)
この日は乗馬を終えて、
海べへ移動、朝のボードウォーク前の
ラグーンプールで遊びました^^



が、しかし!!
このプールではしゃいだ後、
事件は起こったのです!!!
それは次の記事に書きたいと思います。
お楽しみに!!^^