心の強さと情の深さに感動のベトナム旅
~ベトナム旅③~
ぎょえーーー
素手??
箱から取り出した蜂の巣をラフに渡される。。
手に顔にめちゃ止まって来ますけど。
私:「これ針ないんですか?」
お兄さん:「針アリマスー、コレ落トスト 怒ッテアナタ 全部ノ蜂ニ ササレマス」
・・・おい。
面とかグローブとかは無いのねw
私顔ひきつってる笑

行きたかったクチトンネルに行ってきました。
ベトナムに暗黒の歴史を刻んだベトナム戦争。。
いろいろ思うことはあるのだけど、まず凄すぎると思ったのが
アジア人の粘り強さと破滅的な攻撃をなるべくしたくないという想い。

このクチトンネルもさ、その想いのまさに象徴だよね
国中に張り巡らされた地下トンネル、実際に入ってみて
その時代を生きてきた先人達の息吹をすごく感じた 。
この写真見てみて。
私は楽に入れるけれど、
白人の方々はかなーり、キツキツ。

入れたとしても出るときにアメリカの方だとお腹が引っかかる。
万が一入れたとしてもしゃがんだまま
めちゃくちゃ小さな地下トンネル内を走って進んで
出合えば戦うなんか出来ない。
真っ暗だし暑さに耐えられる忍耐強さが無いと気が滅入ります。
これで戦闘服きてライフルなんか持ってたら
The End.
アメリカ人男性ではまず厳しいと思う。
ベトナム人女性とだいたい同じくらいの私ですらかなりきつかったー
地下で暮らすことを選びまるでアリの巣のように地下にたくさんの
会議室や倉庫やリビングや空気穴を掘り地下で働き、地下で子育てをし
地下でマーケットを営んでいたというから驚き。
そして泣けるのがお腹が満たされてこそ
ゲリラのみんなが戦えるからと夜中に地上に出て
せっせと作物を作ってたんだってよー泣
でも日本人の私にとっては泣けるけど
彼らは戦時中でも比較的楽しみを持って暮らしていたというから驚く。
皆で団結して女も戦争に行き、でも手芸をしたり遊んだり
家族との時間に癒されたりしていたそうな
それってよほど精神が達観してないと出来ない。
そして必要以上に武器を持たない、ミサイルを持たない
爆撃しない、相手に破壊されても、向こうをコテンパンにしない 、
その心の強さと情の深さに感動しました。
不要な争いを極力避けようとする意識ってアジア人の誇りだと思います。
なんでも自己主張すればいいみたいに思われてるところもあるけれど、
傷つけられても自分は傷つけない慈悲の気持ち、
ほんとに現代でも見習うところたくさんあるよね。
頭を使えば回避する方法だってたくさんある。
すぐに攻撃したり競ったり蹴落とそうとしたり
ライバル視したりするのは低能というか、
人間としての美徳に欠けるし
かといってなんでもありにして事を避けてるだけで
何も改善しようとしないのも人間として脳を持ったミッションを
放棄してることになる気がする。
ベトナム戦争について思うことはまた後ほど書いてみようと思います?