ベトナム横断一人旅⑪
サパとお別れ。ハノイへ。
ホームステイ2日目の夜も、またしてもハッピーウォーター
(モン族お手製のつよーい焼酎)で新しいステイメイトたちと
大変盛り上がりました。笑
今日はクリスティン(フィリピン出身の女性)がいてくれたからか、
打ち解けるのが早かった感じ。



お互いの飼っている犬について話したり、
家族の写真を見せたりお仕事の話をしたり。
アンちゃん(うちのわんこ)も大人気だったよ。笑
クリスティンが日本のことをよく知っていて、
とても嬉しかったなー^^

酔っぱらいすぎてみんなに抱き着き、
そして歌い踊りまくるクリスティン・・・笑↑
うん、若いって良い。笑
クリスティンもオマールも確か25歳。

今夜はパパ・ジンも加わり。

昨日に負けず劣らず最高に楽しい宴でした(*^^*)
飲んで盛り上がりに盛り上がって
寝床に着いたわけですが・・・
深夜、事件が発生した。
真夜中の3時ころ、たまたま目を覚ますと、
その家のおばあちゃん(推定80歳くらい)が
「トイレに行く」という。
私もついでに行っとこうかと思って、
「おばあちゃん、私も一緒に行くよ」
と、
お外にあるトイレに一緒に行くことに。笑
サパの深夜はマジで暗い。
懐中電灯が無いと全く何も見えません。
家の中に明かりもないから
本気で足元見えない。
※ここからはお食事中の方は
自己責任でお読みください
それで、トイレを先に済まさせてもらって、
おばあちゃんを待っていると、
突然用を足し中のトイレの中にいるおばあちゃんが、
「〇△×◆※~~~!!」
と民族の言葉で何かを私に言っているようだったの。
どうしたの??とドア越しに聞くと、
おばあちゃんはトイレに鍵をかけてなかったので
普通にドアは開き。
「★§〇?※×~~!!!!」
と、なにやら私に訴えているもよう。
たぶんジェスチャーからして、
水を流すボタンがどれだかわからないっぽかったのね。
なんかしきりに便器の中を指さして
なにか言ってるんですよ。
(個のおばあちゃんは英語を話さないので
よくわからなかった)
えっ、自分ちのトイレなのに
流し方わかんないのかな?
と思って、
「どうしたの?便器の水が流れないの??」
と聞いて何気なく便器の中を覗き込んだのねわたし。
そしたら・・・
そこにめっちゃ元気なバナナが二本
でーーんてあったのよ・・!!
(お食事中の方、いないよねw)
夜中だよ??
しかも80歳くらいのおばーちゃんだよ???
しかもね、何に驚いたかって、
普通につい覗き込んじゃったくらい
無臭だったわけ!
何も臭わない・・・・!!!!
それでね、
バナナを流してあげて、
なんかそれでよかったっぽかったんだけど、笑
その後おばあちゃんと星空を眺めに
庭に寄り道とかしちゃってさ。笑
バナナの後の星空の美しさよ・・・笑
でもね、私は感動しました。
だって、夜中に、80歳のおばあちゃんが、
あんな綺麗な模範的なバナナを生み出して、
しかも全くの無臭ってどういうこと!!
しかもその次の日の朝、
そのおばーちゃん朝からご飯めちゃめちゃ食べてたからね。笑
要するに、
彼女は80歳だけれど、
腸内環境がたぶんものすごい
良いってことなんですよ。
だってあんな巨大なものそもそも出ないだろうし、
無臭って・・・
いや~ほんとにびっくりしたし感動したんです。
まあ、サパには添加物ないしな。
調味料も塩野のみ。
お肉はそこら辺にいる野鳥や野ブタを
捕まえてきてすぐさばいて食べてるから
身体が何の毒素にも犯されてないんだねきっと。
話が飛んじゃったけど。。笑
衝撃を受けつつも快眠させていただき、
そして朝。
すでにクリスティンは庭でタライで洗濯をしていた。笑
あんだけガンのみしていたのに
めっちゃ爽やかに起きてるし。。
そういや一回りも年下だったw

私は昨日の夕方のうちに服を手洗いして庭に干しといたので
取り込みにいったら・・・
洗濯ものがない!!

↑干したはずの洗濯物
ママに尋ねると、
夜中に雨が降ってきたから
取り込んでおいたのよだって。
夜中にわざわざ起きて外に取り込みにいってくれたみたい・・・
ありがとう!!
んでも昨夜私はおばーちゃんとバナナを流して
美しい星空を二人で眺めたはずだが・・
いったいいつの間に雨なんか降ったんだろう?
あれは雨の後だったんだろうか・・・
まあいいや。笑
朝ごはんをいただいた後は、
私はハノイに戻る日だったのでみんなにお別れです。
そしてサパにもお別れ。。。。
もっとここにいたかったけど。
ホームステイ先を後にして、ママニューと山を下山する。
約2時間下山したら、
そこでパパジンがバイクで待っててくれることになっている。
黒モン族の村を出発する前に、
一人でその辺をフラフラ散策。
ああなんか、もう都会(ハノイ)に戻るのかあ。。

サパは本当に美しかったな。
そして人々が素晴らしく素敵だったな。

そしてみんなに挨拶をして、
ママニューと最後のおしゃべりをしながらの下山。
なんだか一緒にいたのが3日だなんて信じられません。

相変わらず突っ掛けサンダルで歩くママニュー。
今日は黒モン族の伝統衣装を着てくれています。
(おうちの中では上だけはTシャツなどの時もありました。)
ママニューとは2週間くらい一緒にいた感じ。

気温が暑すぎるので
途中でママニューが西瓜を食べよう!って、買ってくれた。
めっちゃおいしい~~~!!
種はそこらへんに吐き捨てながら歩く・・w
皮も森に投げ捨ててよろし。笑

だんだん山の下の方になるにつれて、
山道じゃなくて補正された道路になってきます。

山の下の方で、美容室を発見!!

そして、もう一軒!!

↑コチラは床屋さんかな。。。?
男性の頭を剃っていらっしゃいました。
手前の籠に鶏がいるの見えるかな??
こうやって籠で捕まえて、調理するんです。
たぶん、ここにいるってことは
この後さばかれてチキン料理になったと思われます・・・
そんな光景はそこここに在りました。
2時間歩くと、パパジンとの待ち合わせのお店に着きました。

パパジンはまだ来てないみたいだったので
ちょっとだけブレイクタイム。

大大大好きなベトナムコーヒーを(*^^*)
滞在中めっちゃ飲んでました。
日本でも、ベトナムコーヒーがメニューにあると
頼んじゃいます。
西瓜を買ってくれたので、ここは私のおごりだよ^^

「サチコ、最後にここに私へのメッセージを書いて!
日本語で書いてほしいの。」
って、ママニューが取り出した一冊のノート。
それはこれまで出会って旅のサポートをした観光客からの
メッセージをコツコツ書いてもらってきたノートでした。
ママニューは観光客へのトレッキングのお手つだいを
結構これまでもしてきたみたいで、
出会った人たちにこうしてメッセージを
書いてもらってるんだって。
なんか、ママニューの人柄が伝わってくるね。
「日本人に書いてもらうのはサチコが初めてよ!」
だって。
見せてもらったら英語とヨーロッパ圏の言語みたいなのが
多そうでした。
確かにサパに遊びに来てる人は8割以上が白人さん。
アジア人は1割くらい・・かな?
黒人さんは一人も見かけませんでした。
そうこうしているうちにパパジンが
バイクで来てくれた。
私のバックパックをしょって!
ここから1時間、パパジンと二人乗りで
初めて寝台バスで降り立ったサパのバスステイションまで山を下ります。
パパジンは体幹が良い。
ガタガタ道もガンガン走ってゆく。。
バスステイションに到着・・
これでサパの人たちとも本当にお別れ。

ありがとう、パパジン・・ママニュー・・みんな。
わたし、みんなに会えて本当に本当に
いろんな事を感じさせてもらいました。
パパジンからバックパックを受け取って、
歩き出す。


早く着きすぎたので
バスストップの目の前のカフェで3時間も
余裕こいて3時間も本読んでたら乗り場が違うことに出発30分前に知る。。
急いでグーグル先生で探して歩き
もうダメかと思いきや出発時間3分前になんとかたどり着いたー!


危なかった。。
これを逃したら明日までハノイに帰れないところだった。
これから寝台バスで6時間、途中で
ハイウェイのパーキングにバスが寄ってくれた。。
「
写真ぼやけてるけど、高速のサービスエリア。↑
実は私この時山道が酷くてさっきまでバスの中で
本気で吐くかと思うほど車酔いしてたんです。
あぁ死ぬかと思った。

降りて外の空気を吸って、
アイスとなんかよくわからないホットドックみたいなの?を食べたら
ようやく落ち着いてきた。。

高速のサービスエリアってなんかワクワクするよね?
すきです(*^^*)

約6時間かけて、無事に3日前に寝台バスに乗り込んだ
ハノイのバス乗り場に戻ってきました。
しかしバックパッカーのわたくしは
今夜の宿をとっておらぬ・・・
時間はもう夜の20:00。
正直もう今すぐここで眠りたい・・・
このデカイバックパックを今すぐここに投げ捨てたいくらい
疲れてるし眠かったw
なのでどこでもいいからブッキングコム様で予約を・・・
と探したんだけど、
周辺になかなか手ごろなホテルが見つからず、
少々離れたホテルに半分やけくそで予約。
車酔いもあってもうスクロールするスマホで
ホテルの情報を調べたくないw
バスなどもあったのだろうがもうどうでもいいので
とにかくタクシーで指定のホテルまで。
けっこ―離れてたw
40分くらい乗ってたかな・・・笑
無事ハノイ中心地の本日の宿に到着し、
言わずもがな、バタンキューで
サパトリップは終了しました^^
明日は一日ハノイをまわる予定だけど、
またしても何も決めてない・・
もういいや、明日起きてから決めれば。
とにかく最高に楽しかった黒モン族との
3日間でした^^
ベトナム横断一人旅⑫「ハノイで面白かったこと」
へ続く・・